シャドウバース 直近の2ピック戦績 全勝するための秘訣
2016年8月31日 TCG全般クラス別 直近8戦の戦績
ロイヤル 全勝2回 総合32-8
ネクロ 全勝1回 総合29-11
ドラゴン 全勝2回 総合28-12
それぞれ8回分しかないので、サンプルとして十分とはいえないが自分の主張したい結果がでてるので都合よく使わせてもらう。
『2ピックの結果は全勝かそれ以外』
とその前に2ピックをするにあたり自分が意識していることがある。それは全勝を目指すことだ。
そんなのは当然と言われるだろうが、少し違う。全勝かそれ以外かと考えている。なので私的には4-1も1-4も変わらない扱いなのだ。
その理由は報酬のシステムにある。
そもそも自分が2ピックをやる理由の大きなところに報酬の獲得がある。なので同じだけ遊んだら最大の報酬をもらえるようにプレイしていきたいと考えている。これは多くの人も同じだと思う。
もちろん純粋に2ピック自体が好きって人もいるだろうし、お気に入りのクラスで勝ちたいって人もいるだろうしそれはそれで全然オッケーよ。
ただ今回の話は上で書いたように、報酬の獲得を目的とした視点からしていくので混同しないでね。
『2ピックの戦績による報酬の違い』
それでだ、報酬獲得の視点から見ると全勝とそれ以外という意識が必要になってくる、という話だがそれを説明しよう。
2ピックの報酬は以下のようになっている(パックチケット*1は確定)
全勝 約300G まれに追加でチケット1枚
4-1 約150G
3-2 約80G
2-3 約40G
1-4 約20G
0-5 追加報酬無し
Gは確率で変動するが、だいたいこんなところだ。
報酬の観点から見ると全勝一回は「4-1」二回分に相当する価値がある。よって「4-1」二回という戦績よりも全勝一回と「3-2」以下一回という方が報酬は高くなる。
さらにまれではあるが、全勝時のみ追加のパックチケットがでるためこの差はさらに広がることになる。
このことから、全勝とそれ以下の結果に大きな開きがあることは理解していただけたと思う。とはいえはじめから負ける気でいる人はいないはずだから、当然みんなも全勝を目指してるはずだ。
その中で、あえて全勝を目指すと言っているのはピックやゲーム全体を通してのビジョンを明確にするためである。
『全勝を目指したデッキ作り』
完璧なタイミングで最高のカードをピックしていき、構築に匹敵する非常に強いデッキが出来上がった。
その対戦結果はどうなるだろうか?
見事全勝 素晴らしい!まさに理想の展開だ。
or
おしくも4-1 どうしようもない事故で一回負けてしまった。しかしこれは防ぎようがない。
それでは次のピックにいこう。
ピックも中盤にさしかかっているところ。しかしさっきのデッキが嘘のようなゴミが目の前に積まれている。このままでは到底まともなデッキはできない。
そこであなたはどうするか?
本来とりたくないが、マナカーブを埋めて少しでもまともなデッキを作ろう
or
開き直ってクソ尖ったデッキを作る
私は後者を勧めたい。なぜならなんとか4-1するようなデッキは必要ないからだ。苦しいピックからでも善戦できる良デッキを作るのも技術だとは思う。ただ報酬視点から見ると歪ながら流れにのって全勝できるチャンスのあるデッキの方が望ましいのだ。
『デッキポテンシャルの幅』
シャドウバースがカードゲームである以上、運の要素からは逃れられない。そもそも2ピックの場合あたり運もランクマッチに比べ大きくでる。ランクマッチの場合、対戦相手のデッキは一定のレベルが保障されているが、2ピックの場合何と当たるかわかったものじゃない。
そして当然ながらゲーム中の運要素もある。
上の例で出した最高のデッキにおける全勝は「高いポテンシャルを持ったデッキが平均以上の能力を発揮した結果」であり、4-1の場合は「高いポテンシャルを持ったデッキがその下限の能力を発揮した結果」である。馴染み深い言葉だと「上ブレ」「下ブレ」などと言う。
そして注目すべきはクソデッキの場合だ。クソデッキとはポテンシャルの低いデッキのことだ。しかしその最大能力値が最高デッキの下限能力値を上回っていれば勝てる可能性がでてくる。
その際にクソデッキの最大値をどこまで上げられたかが勝負所になるのだ。もちろんブレ幅が大きくなるほど動きは不安定になり、本来勝てるはずの相手に負けることもあるだろう。ただクソデッキの場合そもそもにその負ける相手が少ないので相対的にリスクが少ない。
このあたりはハンター×ハンターのビスケとキルアのところに詳しい。手元に単行本がある方はぜひもう一度見直していただきたい。
『選ぶべき戦略とクラス』
ここまでのまとめ
・報酬を得るためには全勝を目指す
・安定して4-1するよりも、リスクをとって全勝を狙うデッキ構築
ここで一番上に示した直近のデータに戻ってみよう。
ロイヤル 全勝2回 総合32-8
ネクロ 全勝1回 総合29-11
ドラゴン 全勝2回 総合28-12
ロイヤルでは全勝を2回しており、総合した勝利数も一番多い。次に勝利数が多いのはネクロなのだが、全勝は1回だ。対してドラゴンは総合勝利数では負けているものの、全勝は2回している。ちなみに細かくみていくと唯一ドラゴンのみ負け越し(2-3)を複数していた。他二つのクラスは最低戦績でも3-2だった。
ドラゴンは他二つに比べてピックが安定しにくいクラスだ。しかし高コストに強力なカードが多く、クソデッキの上ブレを実現しやすいクラスでもある。上の結果がそれを物語っている。
ロイヤルは安定しているが、高コストが比較的弱めだ。あるいは高コストがとれない場合に、超低コストに寄せてブチ切れビートという逃げ道もある。
対してネクロは全体的に優秀であり、隙がない。逆にデッキが破綻した際には逃げ道が作り辛い、正に優等生といったクラスと言える。
こういった理由から私はクラスの選択ではロイヤルかドラゴンをお勧めする。
また2ピックをただ続けていたいという場合には、安定した戦績が望めるネクロを優先するのがいいだろう。
結論としてはいたって普通なのだが、大切なのはそれを選択する動機であり自分の持つビジョンだということを忘れないでほしい。ここに書いた考え方は特に苦しい時にこそ役立つ。それこそが腕の見せ所なのだ。
*集計途中、仕方無しにプレイしたヴァンパイアとビショップであっさり全勝してるんだが…
このデータは抹消しておいた。
ロイヤル 全勝2回 総合32-8
ネクロ 全勝1回 総合29-11
ドラゴン 全勝2回 総合28-12
それぞれ8回分しかないので、サンプルとして十分とはいえないが自分の主張したい結果がでてるので都合よく使わせてもらう。
『2ピックの結果は全勝かそれ以外』
とその前に2ピックをするにあたり自分が意識していることがある。それは全勝を目指すことだ。
そんなのは当然と言われるだろうが、少し違う。全勝かそれ以外かと考えている。なので私的には4-1も1-4も変わらない扱いなのだ。
その理由は報酬のシステムにある。
そもそも自分が2ピックをやる理由の大きなところに報酬の獲得がある。なので同じだけ遊んだら最大の報酬をもらえるようにプレイしていきたいと考えている。これは多くの人も同じだと思う。
もちろん純粋に2ピック自体が好きって人もいるだろうし、お気に入りのクラスで勝ちたいって人もいるだろうしそれはそれで全然オッケーよ。
ただ今回の話は上で書いたように、報酬の獲得を目的とした視点からしていくので混同しないでね。
『2ピックの戦績による報酬の違い』
それでだ、報酬獲得の視点から見ると全勝とそれ以外という意識が必要になってくる、という話だがそれを説明しよう。
2ピックの報酬は以下のようになっている(パックチケット*1は確定)
全勝 約300G まれに追加でチケット1枚
4-1 約150G
3-2 約80G
2-3 約40G
1-4 約20G
0-5 追加報酬無し
Gは確率で変動するが、だいたいこんなところだ。
報酬の観点から見ると全勝一回は「4-1」二回分に相当する価値がある。よって「4-1」二回という戦績よりも全勝一回と「3-2」以下一回という方が報酬は高くなる。
さらにまれではあるが、全勝時のみ追加のパックチケットがでるためこの差はさらに広がることになる。
このことから、全勝とそれ以下の結果に大きな開きがあることは理解していただけたと思う。とはいえはじめから負ける気でいる人はいないはずだから、当然みんなも全勝を目指してるはずだ。
その中で、あえて全勝を目指すと言っているのはピックやゲーム全体を通してのビジョンを明確にするためである。
『全勝を目指したデッキ作り』
完璧なタイミングで最高のカードをピックしていき、構築に匹敵する非常に強いデッキが出来上がった。
その対戦結果はどうなるだろうか?
見事全勝 素晴らしい!まさに理想の展開だ。
or
おしくも4-1 どうしようもない事故で一回負けてしまった。しかしこれは防ぎようがない。
それでは次のピックにいこう。
ピックも中盤にさしかかっているところ。しかしさっきのデッキが嘘のようなゴミが目の前に積まれている。このままでは到底まともなデッキはできない。
そこであなたはどうするか?
本来とりたくないが、マナカーブを埋めて少しでもまともなデッキを作ろう
or
開き直ってクソ尖ったデッキを作る
私は後者を勧めたい。なぜならなんとか4-1するようなデッキは必要ないからだ。苦しいピックからでも善戦できる良デッキを作るのも技術だとは思う。ただ報酬視点から見ると歪ながら流れにのって全勝できるチャンスのあるデッキの方が望ましいのだ。
『デッキポテンシャルの幅』
シャドウバースがカードゲームである以上、運の要素からは逃れられない。そもそも2ピックの場合あたり運もランクマッチに比べ大きくでる。ランクマッチの場合、対戦相手のデッキは一定のレベルが保障されているが、2ピックの場合何と当たるかわかったものじゃない。
そして当然ながらゲーム中の運要素もある。
上の例で出した最高のデッキにおける全勝は「高いポテンシャルを持ったデッキが平均以上の能力を発揮した結果」であり、4-1の場合は「高いポテンシャルを持ったデッキがその下限の能力を発揮した結果」である。馴染み深い言葉だと「上ブレ」「下ブレ」などと言う。
そして注目すべきはクソデッキの場合だ。クソデッキとはポテンシャルの低いデッキのことだ。しかしその最大能力値が最高デッキの下限能力値を上回っていれば勝てる可能性がでてくる。
その際にクソデッキの最大値をどこまで上げられたかが勝負所になるのだ。もちろんブレ幅が大きくなるほど動きは不安定になり、本来勝てるはずの相手に負けることもあるだろう。ただクソデッキの場合そもそもにその負ける相手が少ないので相対的にリスクが少ない。
このあたりはハンター×ハンターのビスケとキルアのところに詳しい。手元に単行本がある方はぜひもう一度見直していただきたい。
『選ぶべき戦略とクラス』
ここまでのまとめ
・報酬を得るためには全勝を目指す
・安定して4-1するよりも、リスクをとって全勝を狙うデッキ構築
ここで一番上に示した直近のデータに戻ってみよう。
ロイヤル 全勝2回 総合32-8
ネクロ 全勝1回 総合29-11
ドラゴン 全勝2回 総合28-12
ロイヤルでは全勝を2回しており、総合した勝利数も一番多い。次に勝利数が多いのはネクロなのだが、全勝は1回だ。対してドラゴンは総合勝利数では負けているものの、全勝は2回している。ちなみに細かくみていくと唯一ドラゴンのみ負け越し(2-3)を複数していた。他二つのクラスは最低戦績でも3-2だった。
ドラゴンは他二つに比べてピックが安定しにくいクラスだ。しかし高コストに強力なカードが多く、クソデッキの上ブレを実現しやすいクラスでもある。上の結果がそれを物語っている。
ロイヤルは安定しているが、高コストが比較的弱めだ。あるいは高コストがとれない場合に、超低コストに寄せてブチ切れビートという逃げ道もある。
対してネクロは全体的に優秀であり、隙がない。逆にデッキが破綻した際には逃げ道が作り辛い、正に優等生といったクラスと言える。
こういった理由から私はクラスの選択ではロイヤルかドラゴンをお勧めする。
また2ピックをただ続けていたいという場合には、安定した戦績が望めるネクロを優先するのがいいだろう。
結論としてはいたって普通なのだが、大切なのはそれを選択する動機であり自分の持つビジョンだということを忘れないでほしい。ここに書いた考え方は特に苦しい時にこそ役立つ。それこそが腕の見せ所なのだ。
*集計途中、仕方無しにプレイしたヴァンパイアとビショップであっさり全勝してるんだが…
このデータは抹消しておいた。
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